HOME > ふくろう出版の本 > 本データ > リライト教材

ふくろう出版の本

語学

リライト教材

  • 外国人・特別支援 児童・生徒を教えるための
    リライト教材
    改定2版
  • 光元 聰江・岡本 淑明 編著
発行日2016年09月10日
判型B5判
頁数238
税込価格1,944円
ISBN978-4-86186-681-4
購入

著者コメント

旧版『外国人児童生徒を教えるためのリライト教材』刊行から、改訂版を経て十年が過ぎました。旧版の出版に際しては、リライト教材がどのように子どもたちの役に立つのか不安でした。そんな中、外国人児童生徒だけではなく、特別支援の必要な児童生徒にも使えるとの声をいただき、安堵しました。
リライト教材の作成方法を参考にして自作された先生方も多く「作成過程が、すごく教材研究になった」と言われました。何を子どもに学ばせたらいいかをしっかり考えることで、子どもに役立つリライト教材が作成できたとのことでした。「リライト教材・音読譜」の作成は、子どもたちのためであると同時に、使用する先生の指導目標を明確にする過程でもあります。
教科書は授業の柱ですが、それを支えるのが「リライト教材」です。リライト教材は教材の内容を「知る」ことから始まり、「分かる」、「内容をイメージできる」という段階へと子どもたちを導いてくれます。そのため、どの子どもも学習課題に取り組む準備ができるのです。
将来の日本を、世界を担う大切な子どもたちみんなが「学び合える土俵に上がって、共に考え、自分の言葉で意見を表明し、お互いを認め合って」成長してほしいと願っています。

概要

小・中学校や学習支援現場などで役立つ指導用教材。国語科教科書掲載作品18点を取り上げ、子どもたちの日本語力や発達段階に合わせた指導ができるよう、レベル別にリライト。さらに音読譜として視覚的にも読みやすく工夫。子どもたちの学習意欲にとって「表現は易しく、内容は相当学年レベル」であることが意義深い。さらには教材の自作方法、調整方法まで解説。教材本文の漢字はすべてルビ付き。
平成32年度からの新学習指導要領で推進される「アクティブ・ラーニング」(AL)でも、このリライト教材が大いに役立つことが期待される。
2012年の改訂版発行から4年。小学校1年生用教材1点の差し替えを行った改定2版。

目次

はじめに
Ⅰ 「リライト教材・音読譜」とはどんな教材か
 1 「リライト教材・音読譜」の必要性
 2 リライト教材について
 3 音読譜について
Ⅱ 本書の教材の使い方
 1 各教材の構成
 2 「リライト教材・音読譜」のレベル
 3 教材作成にあたって留意したこと
 4 子どもの日本語力に合わせた教材調整の仕方
 5 音読譜を指導に活かす
Ⅲ 「リライト教材・音読譜」の作成について
 1 リライト教材の種類と作成方法
 2 音読譜の作成方法
Ⅳ 「リライト教材・音読譜」による教材
 1 小学校の教材(光村図書)
   1年 ゆうやけ(物語)
   2年 たんぽぽのちえ(説明文)・お手紙(物語)
   3年 三年とうげ(物語)・ありの行列(説明文)
   4年 一つの花(物語)・ごんぎつね(物語)・
      アップとルーズで伝える(説明文)
   5年 大造じいさんとガン(物語)・
      生き物は円柱形(説明文)・
      古典(竹取物語・枕草子・平家物語)・論語のことば
   6年 やまなし(物語)・海の命(物語)・
      生き物はつながりの中に(説明文)・
      平和のとりでを築く(説明文)
 2 中学校の教材(光村図書)
   1年 にじの見える橋(物語)
   2年 言葉の力(随筆)
あとがき

著者略歴

光元 聰江(みつもと とみえ)
元岡山大学教育学部助教授。
第31回読売教育賞(国語教育部門・1982年)受賞。
岡山大学在職中、文部科学省の科学研究費の助成を受け、外国人児童生徒の教科学習の視点から小学校国語教科書分析や高校入試問題の分析を行い、日本語の不自由な外国人児童生徒の教科学習を支援するための「リライト教材」を考案。
リライト教材は、公立小中学校の日本語学級、ボランティアによる教科学習支援等々で使用され、成果をあげている。また、特別支援学校・学級や通常学級でもリライト教材は使用され、子どもたちの国語学習に役立っている。
現在は「教科書と共に使えるリライト教材」をテーマに「通常学級ですべての子どもの学びと育ちに役立つリライト教材・指導のあり方」を現場の先生方と共に模索中。すでに通常学級での授業も行われており、一定の成果をあげている。
(日本語教育学会・日本特殊教育学会・リライト教材研究会岡山本部 会員)

岡本 淑明(おかもと よしあき)
元吉備国際大学非常勤講師。
元小・中学校国語教諭。
日本語音声の視覚的表現に興味を持ち、近年「音読譜」による指導を行う。朗読・音声訳・司会などの経験あり。
(日本語教育学会・リライト教材研究会岡山本部 会員)

前の頁に戻る
関連書籍を見る

ページトップへ