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『隔離の島に生きる -岡山ハンセン病問題記録集 創設期の愛生園-』が新聞で紹介されました。

5/30付の山陽新聞で、新刊『隔離の島に生きる -岡山ハンセン病問題記録集 創設期の愛生園-』が紹介されました。
サブタイトルにあります「愛生園」とは、1930年、現在の岡山県瀬戸内市邑久町虫明に設立されたハンセン病療養所「国立療養所長島愛生園」を指します。(以下、記事より引用)

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 松岡さんは卒論でハンセン病をテーマにして以来、同園と関わり、2002年からは旧邑久町史や県のハンセン病関連資料集の編さんに携わった。その際、1930年に愛生園が設立され、入所が始まった31年からの入所者代表と園幹部の会合「舎長会議」の記録、34年に入所者が書いた感想文や短歌「一人一題」と出会い、隔離の歴史を残したいと入所者自治会や園の了解を得て本にまとめた。
 内容は、ほぼ原文のまま掲載。感想文では「不幸なる病者となり、親兄妹にすてられ愛生園児となった」と病気を憂いたり、園の食事に「毎日の様に南瓜、馬鈴薯では豚同然」と不満を漏らすものがある一方、「楽園なる愛生園はひじょうにたのしいところ」と園や職員への感謝の気持ちを記した人も多い。

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