人文科学
- John Steinbeck and His Dramatic World
-A Study of His Dramatized Life, Works, and Adapted Works- - 高村 博正 著
発行日 | 2001年03月30日 |
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判型 | A5変型判 |
頁数 | 224 |
税込価格 | 3,143円 |
ISBN | 978-4-86186-105-5 |
概要
小説家ジョン・スタインベックはなぜ畑違いの演劇に傾倒するのか?
小説的技法に行き詰まったからではない。
ノーベル賞文学賞作家であるスタインベックは、文学は人間性の向上と人間社会の改良に役立たなければならないと信じている。作家の使命は、自らの発達の可能性に気づいていない<無知な>大衆を導くことである、と。
だが、スタインベックの崇高な使命感を世間の読者は理解できない。
焦る彼は、<劇化>という非常手段に訴える。登場人物に劇的役割を演じさせることにより、読者自身の劇的変身を示唆する。
そしてついに、スタインベック自らドンキ・ホーテの役割を演じることにより、劇的人生の真の意味を世界に訴える。
日米のオペラ、映画、テレビ翻案作品も彼の劇的メッセージの真意を反映することなる。
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