社会科学
概要
イギリスにおいて福祉国家が誕生するまでの政治過程、そして福祉国家が誕生して以後今日までの社会福祉をめぐる政治過程のダイナミクスを分析している。本書は、福祉国家の成立前史や後史を専ら扱う歴史書ではない。福祉国家の歴史上画期的なことがらの政治過程を解剖する、すなわち福祉国家の政治過程分析である。
目次
総論
第1章 福祉国家へのあゆみ
第2章 福祉国家のあゆみ
各論
第1章 労働者階級の政治主体形成
第2章 「ナショナル・ミニマム」
第3章 「べヴァリジ・プラン」
第4章 「ゆりかごから墓場まで」
第5章 コンセンサスの政治
第6章 サッチャー政権の時代
第7章 イギリス社会民主主義の混迷
第8章 「ニュー・レーバー」
第9章 福祉と自治
第10章 自由と平等
著者略歴
1942年京都府生まれ。
同志社大学法学修士
岡山大学法学博士
オクスフォード大学ナフィールド・カレッジMA
山陽学園大学教授 政治学・政治思想史専攻
〔主要著書〕
『フェビアン協会の研究-イギリスの政治文化と社会主義』(法律文化社・1987年)
『アメリカン・コモンウェルス』(法律文化社・1992年)
『市民学-現代民主主義のパラダイム転換』(法律文化社・1996年)
『イギリス社会民主主義の研究-ユートピアと福祉国家』(法律文化社・2002年)
『政治のすすめ』(法律文化社・2003年)
『ウィリアム・モリス』(研究社・2004年)
『イギリス人の国家観・自由観』(丸善・2005年)
『ウェッブ夫妻の生涯と思想-イギリス社会民主主義の源流』(法律文化社・2005年)
『ケア・ハーディ-イギリス労働党の形成者』(丸善・2006年)
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- 『おかやましみんのどうわ2025』
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- 『英語通訳ガイドの基礎知識』
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- 『第5版 小学校音楽科教育法』
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- 『英語学の基礎知識』
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