語学
概要
本書は、韓国の檀國大学と徳島文理大学、両文学部の交流から生まれた論集である。韓国語と日本語との対照研究、村上春樹の作品論など、文学・文化・言語学という範疇において、それぞれの教員が自らの専門を生かしながら作成した論文を収録。特に多様なメディアの普及により急速に交流の深まった近年、現代における両国の言語・文学にフォーカスが当てられている。
目次
第1章 村上春樹の『1Q84』における二重構造について─フォークナーの『野生の棕櫚』との比較より
第2章 「海辺のカフカ」における夏目漱石─霊媒師としての大島さんの機能について
第3章 200Q年─生きられる物語としての『1Q84』にみるメディアの不在
第4章 『ミドルマーチ』『自負と偏見』から『ダニエル・デロンダ』へ─イギリスの古典作品ドラマ化事情を日本と比較して
第5章 近世朝鮮語学習書類における日本語の対訳性─『交隣須知』を中心に
第6章 現代日本人がスタンダードとみなす外来語の発音とは?─「万次郎英語からの例」・「韓国語からの例」を参考に
第7章 英語・日本語・韓国語に見られる単文再帰構文の対照研究─特に韓国語の反換喩性について
第8章 「つもり」の用法について─意志を表わす場合を中心に
第9章 感嘆性の概念について─日本語・韓国語の新規獲得情報を示す終助詞の考察から
- 2025.1.1
- 『おかやましみんのどうわ2025』
- 2025.04.8
- 『英語通訳ガイドの基礎知識』
- 2025.04.25
- 『第5版 小学校音楽科教育法』
- 2025.04.15
- 『間違った英語学習を見直そう!!』
- 2025.04.11
- 『英語学の基礎知識』
- 2025.04.10
- 『未来につながるボランティア』
- 2025.04.01
- 『学校における養護活動の展開 改訂12版』
- 2025.02.28
- 『新版 生徒指導・進路指導論』
- 2025.02.25
- 『看護を学ぶための法と社会保障制度』
- 2025.02.25
- 『黎明期の京都国際観光論』