社会科学
概要
本書は、半世紀近い著者の研究生活の中で、ほぼ全体に及ぶ幅広い時期に書かれた論考を集めたものである。近年、教育現場では「協同教育」が再評価・実践され、それなりの成果が上がっている。なぜ協同教育なのか。協同教育は何らかの問題を解決するための手段で、問題がなければやらなくてもよい実践なのか。それとも学校教育が学級で行なわれる以上、避けて通ることができない実践であるのか。追求してきた研究過程をもう一度提起してみたいとの著者の意欲が結実したものである。
目次
Ⅰ 授業の社会学的分析
1 学校集団-学級集団と授業-
2 現代の学校集団と人間形成
3 学校集団と教育-組織論・集団論の視点から-
4 授業の過程
Ⅱ 自主協同学習の実践的展開
5 日本における自主協同学習の開発と展開
6 現代の教育改革と自主協同学習論
7 自主協同学習論による大学授業の改革
8 幼児の遊びと学習-保育過程改造の視点
Ⅲ 授業の構造と産出の測定
9 学習-指導過程における教師のリーダーシップ機能
-教育過程の構造理論序説-
10 教授・学習形態と子どもの社会化
-isomorphismアプローチによる考察-
11 学習集団の測定と教育社会学
著者略歴
岡山大学名誉教授,中国学園大学教授
博士(教育学)
岡山大学教育学部卒業
広島大学大学院教育学研究科博士課程修了
- 2025.1.1
- 『おかやましみんのどうわ2025』
- 2025.04.8
- 『英語通訳ガイドの基礎知識』
- 2025.04.25
- 『第5版 小学校音楽科教育法』
- 2025.04.15
- 『間違った英語学習を見直そう!!』
- 2025.04.11
- 『英語学の基礎知識』
- 2025.04.10
- 『未来につながるボランティア』
- 2025.04.01
- 『学校における養護活動の展開 改訂12版』
- 2025.02.28
- 『新版 生徒指導・進路指導論』
- 2025.02.25
- 『看護を学ぶための法と社会保障制度』
- 2025.02.25
- 『黎明期の京都国際観光論』