医学・看護介護・福祉
概要
精神科医療は、患者の人権や看護倫理が最も問われる場であり、しっかりとした人間観を持つことが医療従事者には求められる。看護基礎教育で学んだ「患者中心の看護」、そして日々自問自答を繰り返してきた臨床での実体験が、看護アドボカシーや看護介入の抽出といった質的研究に著者を駆り立てた。関わりの難しい精神疾患患者への看護を通し、人権擁護とは何か、深い患者理解の仕方とはどのようなものかを考える。
*現在はペーパーバック版(オンラインストアのみで流通)での販売となっています。
目次
はじめに
精神科医療に携わった20年
看護における「アドボカシー」の概念分析
精神疾患患者にとって権利とは何か?
看護者の捉える精神疾患患者の退行
退行している精神疾患患者への看護師のまなざし
精神疾患患者の退行への看護介入
急激に退行した精神疾患患者への看護介入
-熟練看護師の捉えた患者の状況と直接介入-
おわりに
著者略歴
高知大学教育研究部医療学系看護学部門准教授
立命館大学文学部卒業
高知女子大学大学院看護学研究科修了
東京逓信病院、滋賀県周行会湖南病院で臨床に携わり、2000年香川医科大学助手、長野県看護大学講師を経て現職。
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