社会科学
- 留学生の動機とホームステイ
-ソーシャル・サポートによる異文化適応へのプロセス- - 原田 登美 著
発行日 | 2013年02月10日 |
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判型 | A5判 |
頁数 | 304 |
税込価格 | 3,300円 |
ISBN | 978-4-86186-538-1 |
概要
30余年間にわたり留学生の日本語教育に携わる中、筆者は留学生の日本語習得の速さと日本社会への適応の良さ、特に日本語コミュニケーション上での進歩に驚いてきた。留学経験は第二言語学習と自己形成にどう影響するのか。来日した留学生が日本社会に適応していくプロセスにおいて、ホームステイがどのような役割を果たすかに重点を置き、特にソーシャル・サポートの理論的観点からまとめた希少な調査研究。
目次
第1部 留学の動機
第1章 留学経験は学習動機にいかに関わっているか
-「自己決定理論」に拠る「Year in Japanプログラム留学生」の留学と日本語学習の動機の変化-
第2章 日本語学習者と英語学習者の留学動機
-留学は第二言語学習と自己形成にどう影響するのか-
第2部 留学とホームステイ
第3章 ソーシャル・サポートにおけるホームステイの有益なサポートと有益でないサポート
-留学生から見たホームステイ評価-
第4章 留学生の自由記述によるホームステイ評価とソーシャル・スキルの使用
第5章 ソーシャル・サポートから見たホームステイと日本語習得
-サポートが「日本語能力向上の認知」に及ぼす影響-
第6章 言語能力のレベル差と異文化社会適応への影響
-ホームステイをした留学生の日本語能力は適応にどう関わるか-
第7章 日本で学ぶ留学生のためのホストファミリーによるソーシャル・サポート
-ホスト家族意識調査の自由記述の分析-
第8章 まとめ
資料
著者略歴
原田 登美(はらだ とみ)
甲南大学国際言語文化センター教授
専門は日本語教育・日本語学・異文化コミュニケーション論
早稲田大学文学部卒業、大阪外国語大学(現大阪大学)大学院日本語学専攻博士前期課程修了、関西大学大学院外国語教育学専攻博士後期課程単位取得退学、カナダ・ビクトリア大学客員研究員
- 2025.1.1
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