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坂本龍馬と和歌

  • 坂本龍馬と和歌
  • 管 宗次 著
発行日2013年03月25日
判型四六判
頁数200
税込価格2,200円
ISBN978-4-86186-544-2
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概要

坂本龍馬というのは、書いて遺したものの多い人である。しかしながら、和歌が得意であったことはあまり知られていない。なぜ漢詩ではなく和歌だったのか。文学的な趣味生活が自然と身につく家庭環境に育ったことは、彼の人格形成や思想形成に大きな影響を及ぼした。姉の乙女や愛妻おりょうらと詠み交わした和歌を、近世・近代文学研究者である著者が読み解く。そこから浮かび上がる幕末という時代と、知られざる坂本龍馬の素顔。

※増刷の際、カバーデザインのみ変更しております(上記画像は2刷のもので、1刷のものとは異なります)。オンライン書店等でご購入いただいた場合、サイト上の表紙画像と実物のデザインが異なるというケースが生じることもございますが、何とぞご了承ください。

目次

はじめに
坂本家と和歌
1 坂本龍馬と和歌
2 歌会と龍馬の朗詠
3 和歌と教養
4 坂本家とその歴代
郷土坂本家と才谷屋
5 郷土坂本家
6 養子坂本直足
7 坂本家三姉妹
8 坂本乙女と一弦琴
9 龍馬没後の坂本家
歌集『たちばなの香』と坂本家
10 紀貫之九百年追悼歌集『たちばなの香』
11 『たちばなの香』と坂本家
12 『たちばなの香』の版木
青蓮院御典医楢崎奨作と坊官新藤千尋
13 おりょうの父親楢崎奨作
14 楢崎一家 おりょうと兄弟
15 乙女姉さんに送った和歌詠草
龍馬の和歌短冊
16 龍馬とおりょうの和歌短冊
17 ありえない坂本龍馬の漢詩
18 名乗りは坂本直柔
むすびに

著者略歴

管 宗次(すが しゅうじ)
1956年、兵庫県生まれ。
青山学院大学文学部卒業。博士(文学)。
現在、武庫川女子大学文学部日本語文学科教授。
専攻は、日本近世文学・近世文学・書誌学・古文書学。

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