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ポロネーズをめぐって

  • ポロネーズをめぐって
    フォーラム・ポーランド2012年会議録
  • フォーラム・ポーランド 監修,関口 時正・田口 雅弘 編著
発行日2013年12月20日
判型B5判
頁数120
税込価格1,257円
ISBN978-4-86186-576-3
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概要

ポロネーズと聞いて一般にイメージするのは、哀感に富んだ、あるいは勇壮な舞踏音楽であろう。
本フォーラムでは、ポロネーズを単に舞踏や音楽といった範疇でとりあげるにとどまらず、ポーランドにおける文化の役割、独立を希求する伝統を保持するという役割を担う文化遺産の意義、国民生活における文化の役割、そして世界における文化の役割にも関連して考察している。
19世紀以降の芸術音楽としてのポロネーズが、それ以前の舞曲とどの程度関連性をもっていたのか、ルネサンス期・バロック期のポーランド音楽が当事の西欧でどのように捉えられていたのか、またポーランドが誇る偉才、ショパンのポロネーズに関する考察など、興味深い4本の講演を収録。日本語版・ポーランド語版を併載。

目次

2012年会議プログラム
歓迎の挨拶 ツィリル・コザチェフスキ駐日ポーランド共和国大使(MT)
開会の辞 白木 太一(大正大学教授)
黒坂俊昭(相愛大学音楽学部教授)「ルネサンス期・バロック期におけるポーランド音楽の西欧音楽への影響」
平岩理恵(桜美林大学オープンカレッジ講師)「ポーランドにおけるポロネーズの歴史と変容 -舞踏から象徴へー」
西田諭子(お茶の水女子大学大学院博士後期課程)「ポロネーズからファンタジーへ -ショパンのポロネーズの調性に関する考察-」
小早川朗子(桜美林大学芸術文化学群音楽コース専任講師)「19,20世紀の器楽曲としてのポロネーズ-ピアノ作品を中心としてー」
ポーランド語の部
2012年会議写真
趣意書、KOFP概要、KOFP定款

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