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社会科学

序説 複式簿記論

  • 序説 複式簿記論
  • 須藤 芳正 編著,谷光 透 共著
発行日2014年06月05日
判型四六判
頁数120
税込価格1,100円
ISBN978-4-86186-602-9
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概要

複式簿記は、実はそれほど易しいものではない。
そこで本書は、簿記の取引を可能な限りシンプリファイして解説し、簿記の本質、つまり財産計算と損益計算が、簿記システムの中で有機的に結合する訳合いを理解する助けとなることを目指した。簿記を学ぶには、まず簿記の計算システムの構造を理解する必要がある。それができなければ、いくら学習したところで、単なる暗記科目となってしまうからである。
ごく簡単な取引例を用い、その積み重ねで複式簿記理論を解説。簿記の本質理解に重点を置いた結果、学習者が迷宮に陥りやすい当座取引、補助記入帳、台帳、有価証券、伝票、精算表、本支店会計等の取引といった会計処理についての解説はあえて割愛した。
初学者が理解しやすい理論、すなわち実在勘定である「賃借対照表の展開からスタートする方法」を編者の視点でアレンジし、複式簿記の理論展開を一つのストーリーの中で捉えていくという構成。ストーリーのまとまりを「講」として示し、重要な事項は反復して解説。さらに、今日の簿記で重要と思われるテーマのいくつかについては、補講として掲載。

目次


第1講 複式簿記成立のための前提
第2講 複式簿記で作成する計算書
第3講 損益計算書の形成理論
第4講 仕訳と試算表
第5講 決算
補講
 第1講 経営分析
 第2講 キャッシュ・フロー計算書
 第3講 損益分岐点分析
 第4講 消費税
 第5講 税効果会計

著者略歴

須藤 芳正(すどう よしまさ)
1957年 北海道生まれ
松山商科大学大学院修士課程修了(経営学修士)
ボン大学経営経済研究所客員研究員
愛媛大学連合農学博士課程生物資源生産学専攻満期退学
現在 川崎医療福祉大学 医療福祉マネジメント学部教授

谷光 透(たにみつ とおる)
1974年 愛媛県生まれ
松山大学大学院経営学研究科修士課程修了(経営学修士)
税理士
現在 川崎医療福祉大学 医療福祉マネジメント学部講師

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