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医学・看護介護・福祉

基礎看護学

  • 基礎看護学
    第3版改定版
  • 新見 明子・塚原 貴子 編
発行日2015年03月20日
判型B5判
頁数260
税込価格2,750円
ISBN978-4-86186-634-0
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著者コメント

本書の元となる平成6年発行『基礎看護学』の編者であり、長年看護教育に携わってきた菊井和子教授は、看護の真値、看護が目指すものについて、
「医療の原点ともいえる看護は、本来慈しみの心を基盤とした素朴な援助行為から出発したものである。看護に携わる者は、看護が医療専門職として発展した今日においても、その原点を忘れず人間性溢れる心のこもった技、art with heartであり続けなければ、看護の真価が失われてしまうことを常に心にしなければならない。」と示している。
この考え方は永劫変わることはないであろう。

概要

少子高齢化の進展、医療技術の発展、国民意識の変化、医療提供の場の拡大といった状況において、人々の健康に対するニーズは多様化している。
そしてその多様なニーズに応えるため、現在では細分化された多くの専門職がそれぞれの領域で発展している。
しかし医療の第一義的役割は、それを受ける人間の生命の質に貢献すること、つまり一人ひとりの人間性を重んじた医療の実現であり、そういった思想は看護職のみならず、すべての医療・福祉に携わる専門職に通ずるものであろう。
本書は、主としてコ・メディカル領域の学生を念頭に編集した看護の入門書である。広くアウトラインがつかめるよう、基本事項とそこに貫かれている看護の思想を強調して記述。理論編・技術編からなり、理論編では看護の思想的背景、現代看護の理論枠、看護を取り巻く社会制度などを、技術編では看護の基礎的技術を平易に解説している。

目次

まえがき
第1部 理論編
 第1章 看護の概念
 第2章 看護の歴史
 第3章 看護の基礎理論1:健康と看護
 第4章 看護の基礎理論2:ライフサイクルと看護
 第5章 看護の基礎理論3:人間関係看護論
 第6章 看護活動
第2部 技術編
 第1章 看護におけるコミュニケーション技術
 第2章 病人の観察
 第3章 感染防止
 第4章 環境の調整
 第5章 活動と休息
 第6章 安楽とリラクセーション
 第7章 食生活の援助
 第8章 排泄の援助
 第9章 衣類の整え方
 第10章 清潔の援助
 第11章 薬物の適応の援助
 第12章 救急時の援助
 第13章 検査と看護

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