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考古学私見

  • ラッキーマザー以後の
    考古学私見
  • 町田 雅保 著
発行日2015年04月08日
判型A5判
頁数64
税込価格1,100円
ISBN978-4-86186-645-6


概要

現在地球上に住む70億もの人々は、20万年前の東アフリカのたった1人の女性“ラッキーマザー”(ミトコンドリア・イブともいう)につながる。分子人類学の発展により明らかとなった人類共通の女系祖先である。
彼女の子孫はその後どのように移動し、どのように発展していったのか。
元新聞記者である著者が、原人や旧人グループと現生人類とを分ける大きな転換点だとされる、ラッキーマザー登場以降の歴史について、独自の視点から考察する。

目次

非征服民族の抵抗か!? 考古学推論のおもしろさ
検証出来ない古代を理解する、とは
原人、旧人、現生人の進化を遺伝子学でみる
ラッキーマザーのラッキーなところ
そして日本列島には
海洋民族の次に渡来したのは
 ①殷のころの文化が日本に?
 ②周にからんだ説話
 ③春秋戦国期の混乱から?
 ④秦による統一期にスピンオフ?
漢の委の奴の国
魏志倭人伝の時代の漢字使用
もっと平易に倭人伝を読む
神武東征伝説とは
再び中国の古代史について
結語に代えて
工夫こそが飛躍的進化の原動力
おしまいの補足

著者略歴

町田 雅保(まちだ まさやす)
1944年 東京都生まれ
早稲田大学大学院修了
元毎日新聞記者(高松支局長、大阪編集局編集委員など歴任)
退職後、大阪電気通信大学、大阪産業大学などで教鞭を執った

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