HOME > ふくろう出版の本 > 本データ > ニーチェ+

ふくろう出版の本

人文科学

ニーチェ+

  • ニーチェ+
  • 溝口 隆一 編著
発行日2016年02月10日
判型四六判
頁数264
税込価格2,530円
ISBN978-4-86186-667-8
購入

概要

『ニーチェb』『ニーチェl』に続くニーチェ関連論文集第3弾。今回は他分野の研究者5人を新たな執筆陣に迎え、ニーチェに関わるテーマでありながら、ニーチェのテクストからは離れた興味深いものとなっている。
「近代から現代へ」あるいは「画期的な変化について」をテーマとし、若い研究者による活きのいい哲学論文や、エッセイ、フィクションなどの要素を加え、前著2作より意識的に易しく書かれたものなどを掲載。
良い意味で多様な、まさに「悦ばしき知識」である。

目次

ニーチェとその時代
本書について
画期的ということ-序にかえて-
近代徳島における阿波藍の盛衰(鍛冶 博之)
ワーキングメモリの現在、そして未来-ADHDに着目して-(桃井 克将)
ギルデッド・エイジと善悪の彼岸
 -「ハドリバーグを墜落させた男」における「赦し」の構図-(浜本 隆三)
二〇〇一年の新しい教師(二〇〇一年、二〇一五年改題・補筆)(溝口 隆一)
自己完成と進化の成長理念への綜合
 -ニーチェの生概念を導きにして-(二〇〇四年、二〇一五年補筆)(溝口 隆一)
ヨーロッパ的人間性の危機、野蛮さへの転落か、哲学による再生か
 -フッサールの「ウィーン講演」が語りかけるもの-(島田 喜行)
カルナップの『世界の論理的構築』における認知の関係的な把握(小川 雄)
『ニーチェb』『ニーチェl』の補足(溝口 隆一)

著者略歴

編著者
溝口 隆一(みぞぐち りゅういち)
同志社大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学 博士(哲学)
徳島文理大学保健福祉学部准教授

著者
鍛冶 博之(かじ ひろゆき)
同志社大学大学院商学研究科博士後期課程修了 博士(商学)
徳島文理大学短期大学部商科 講師

桃井 克将(ももい かつまさ)
神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士前期課程修了 修士(学術)
徳島文理大学保健福祉学部 講師

浜本 隆三(はまもと りゅうぞう)
同志社大学大学院アメリカ研究科(現グローバル・スタディーズ研究科)博士後期課程単位単位取得退学 修士(アメリカ研究)
福井県立大学学術教養センター 専任講師

島田 喜行(しまだ よしゆき)
同志社大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程満期退学 博士(哲学)
同志社大学文学部哲学科 助教

小川 雄(おがわ たける)
同志社大学大学院文学研究科博士課程(前期課程)修了 修士(哲学)
神戸親和女子大学通信教育学部 非常勤講師(初等教育原理、西洋教育史 担当)

前の頁に戻る
関連書籍を見る

ページトップへ