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社会科学

ソーシャルワーク

  • ソーシャルワーク
    -ジェネラリストソーシャルワークの相談援助-
  • 得津 愼子 著
発行日2017年05月25日
判型A4判
頁数148
税込価格2,530円
ISBN978-4-86186-695-1
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概要

社会問題の多様化・多層化により、人と社会に関わる専門職、社会福祉士やソーシャルワーカーに対する関心や期待は高まる一方である。それに伴い、社会福祉養成教育もそのクオリティーが問われ、一定レベルの専門教育と訓練が担保されることが必要不可欠である。
本書はソーシャルワーカーを目指す人々のテキストとして、方法論を中心に全体像が浮かび上がるように書かれたものであり、今日の日本における基本的な考え方であるジェネラリストソーシャルワークのアプローチを基盤としている。その知識、技術、論理について、演習を通してより実践的、実感的に学べるようまとめた。
めまぐるしい社会情勢、制度・政策の変化に伴って、ジェネラリストソーシャルワークの理論も随時変化を遂げつつ展開している。ソーシャルワーカーは、流動する現状と、時代に流されてはならないソーシャルワークの価値観との狭間で絶えず葛藤し、考え、行動することが求められる。
2012年発行の初版、2014年の改訂版を経て、現在のソーシャルワークとそれを取り巻く環境との相互作用を描くために再び改定を行った2017年最新版。

目次

まえがきーこれからソーシャルワークを学ぶ皆さまへ-
Ⅰ.始めに-今日のソーシャルワーク「援助技術」-
第1章 社会福祉とは
第2章 ソーシャルワークとは
Ⅱ.ソーシャルワークの基本的枠組み
第3章 相談援助の専門職としてのソーシャルワーカー
第4章 ソーシャルワーカーの使命と価値
第5章 ソーシャルワークの基本的概念
Ⅲ.ソーシャルワークの沿革と実践モデルの変遷
第6章 社会福祉の歴史
第7章 ソーシャルケースワークの歴史に見る人物と定義の変遷
Ⅳ.ソーシャルワークの実際
第8章 ソーシャルワークのモデルと実践理論
第9章 現代日本の相談援助
第10章 相談援助の展開過程
Ⅴ.有効な支援実践のために
第11章 相談援助のプロセスにおいて必要な技術
第12章 ソーシャルワーカーの成長のために
資料

著者略歴

関西学院大学文学部英米文学科卒業
ペンシルバニア大学社会福祉事業大学院修士課程修了
関西学院大学社会学部大学院社会福祉学専攻 博士課程後期単位取得
現職 関西福祉科学大学社会福祉学部社会福祉学科 教授

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