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薬理学 第2版

  • 薬理学 第2版
    臨床薬理の基礎から濫用薬物まで
  • 守屋 文夫 著
発行日2018年03月01日
判型A5判
頁数300
税込価格2,640円
ISBN978-4-86186-709-5
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概要

現代医療の中核をなすといえる薬物治療。しかしながらその基盤となる薬理学は、覚える名前の多さから、医学生、薬学生、看護学生などから敬遠されがちな面もある。本書では、視覚的な把握を促進するため図表を多用。さらに体系的に学べるよう薬物の作用様式、体内動態、管理等に始まり、主要治療薬の作用機序を解説。濫用薬物についてかなりの頁を割いているのも特徴である。
初版刊行から5年。今回の改定では、薬物の作用機序をさらに容易に把握できるよう、可能な限り図を単純化するなどの改善を図った。また第9章ではアレルギー治療薬と抗炎症薬に加え、新たに抗リウマチ薬を取り上げた。
索引語数2,300語以上。医療系学生の入門書として、また既に第一線で活躍されている医療従事者の方の知識確認にも活用していただきたい1冊。

目次

1 臨床薬理の基礎
 第1章 薬物治療と薬物の作用様式
 第2章 薬物の体内動態
 第3章 薬理効果に影響する諸因子
 第4章 薬物による有害事象
 第5章 薬物の管理
2 治療薬
 第6章 抗感染症薬
 第7章 抗がん薬
 第8章 免疫治療薬
 第9章 アレルギー治療薬・抗炎症薬・抗リウマチ薬
 第10章 末梢神経系作用薬
 第11章 中枢神経系作用薬
 第12章 心臓・血管系作用薬
 第13章 血液・造血器系作用薬
 第14章 呼吸器系作用薬
 第15章 消化器系作用薬
 第16章 泌尿器・生殖器系作用薬
 第17章 物質代謝治療薬
 第18章 皮膚科・眼科用薬
 第19章 救急薬
 第20章 漢方薬
 第21章 消毒薬
 第22章 血液製剤
3 濫用薬物
 第23章 濫用薬物と薬物濫用
 第24章 薬物濫用による合併症
 第25章 代表的な濫用薬物の使用による特徴的な合併症
 第26章 飲酒
 第27章 喫煙
付録 ドーピング禁止薬

著者略歴

1959年 岡山県生まれ
1982年 岡山大学薬学部卒業
1984年 九州大学大学院薬学研究科(特別聴講学生)修了
1984年 岡山大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
1984年 岡山労災病院薬剤師
1985年 岡山大学医学部助手(法医学)
1992年 南カリフォルニア大学医学部客員研究員(病理学)
1994年 高知医科大学助教授(法医学)
2003年 高知大学医学部助教授(法医学)
2007年 高知大学医学部准教授(法医学)
2008年 川崎医療福祉大学医療福祉学部教授(医療福祉学科)
現 在 川崎医療福祉大学医療福祉学部教授(保健看護学科)
博士(医学)
日本中毒学会認定クリニカル・トキシコロジスト

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