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佐藤 定 個展案内状集 1967~2016 - 小田 由紀子 編著
発行日 | 2018年05月31日 |
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判型 | 21cm×21cm |
頁数 | 120 |
税込価格 | 2,750円 |
ISBN | 978-4-86186-718-7 |
著者コメント
2018年3月、佐藤 定が82歳の生涯を閉じました。それに際して寄せられた彼の幼なじみさんの言によると、定は学生のころ「人生計画」なるものを記しており、その最後の行は「絵描きとして惜しまれながら没する」だったそうです。
惜しまれたかどうかはわかりませんが、1967年に初めての個展を開いて以来、計81回を世に刻み、多くの絵を送り出したことは確かです。
このたび、これまでの個展の案内状を可能な限り集め、一冊にまとめてみました。
見開きには、絵と定自身による文章がありますが、途中からは「ワシの悪口を書いてくれえ」と依頼されて書いた私の文章が添えられています。ページをめくり、一人の絵描きを偲ぶよすがとしていただけましたら幸いです。
「こりょう見てくれえ」
そんな定の声が聞こえてきそうです。
佐藤 定・娘 小田 由紀子
著者略歴
<佐藤 定>について
1935年 岡山県生まれ
1957年 岡山大学教育学部卒業
1960年 東光会展奨励賞受賞
1967年 教職を去り、K画廊の支援でシルクロードへ一人旅.第1回佐藤定洋画個展を開催
1971年 この年より毎年個展を開催(1990年以降は夏冬2回),行動美術展出品
1973年 ソ連・シルクロード周遊
1974年 NHK出版「日本の昔話」挿絵担当
1977年 行動美術賞受賞.中四国行動美術を組織し、行動展の岡山誘致を図る.
1978年 安井賞展入選
1981年 ソ連・シルクロード周遊
1982年 【岡山の昔話】山陽新聞社編に執筆参加
1984年 ソ連・シルクロード周遊
2001年 2人の孫が大量の蚕を飼い始める.その奮闘ぶりを母親が綴り、ジイちゃんが絵筆をふるい、絵本『蚕のおくりもの』が完成.岡山出版文化賞受賞.同作品は演出家 佐藤淑子氏の手でミュージカルとなり、以降4度上演される
2002年 成羽美術館の企画「備中神楽を描く四人の作家展」に参加
2004年 山陽新聞社創立記念連載ドキュメンタリー「間島の夕映え」日高一著の挿絵を担当
2012年 天神山文化プラザ創立50周年記念展に招待出品
2016年 第81回となる個展を開催
2018年 死去
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