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健康寿命の延伸支援に役立つ基礎知識 改訂版

  • 健康寿命の延伸支援に役立つ基礎知識 改訂版
    生活習慣を改善する栄養指導・運動指導のために
  • 杉原 成美・上敷領 淳・古野 浩二 著
発行日2019年06月15日
判型A5判
頁数268
税込価格2,916円
ISBN978-4-86186-754-5
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概要

健康状態の包括的指標である平均寿命は、この50年間で約13歳延伸し、日本は世界の中でも最も高い水準に達した。一方健康寿命とは、自分が健康であると自覚し、日常生活に制限のない期間を指すが、2016年における健康寿命と平均寿命の差は男性8.84歳、女性12.35歳であると推計されている。超高齢社会にある日本が活力を維持するためには、健康寿命と平均寿命の差を縮小し、支えられる側から支える側となる高齢者を増やすことが大きな鍵となるといえる。
本書では、健康寿命および介護予防を阻害する3大要因であるメタボリックシンドローム、認知症、ロコモティブシンドロームを中心に、生活習慣との関わりや予防対策について取り上げる。主に薬学生が疾病予防の重要性を修得するための教科書として編集したテキストであるが、疾病予防や健康増進に関心のある方々にとっても、健康寿命の延伸に取り組む上での基礎知識の一助となれば幸いである。

目次

第1章 超高齢社会と健康寿命
1.急速な超高齢社会への移行と社会構造の変化
2.生活習慣病と超高齢社会
3.超高齢社会の活力をにぎる健康寿命の延伸
4.健康寿命を短縮する要因と対策
5.健康づくり施策
6.健康寿命の延伸を目指した健康指導
第2章 メタボリックシンドローム
1.生活習慣病の根底にある病態
2.インスリン抵抗性
3.内臓脂肪肥満
4.メタボリックシンドロームと日本人の体質
5.メタボリックシンドロームの診断基準
第3章 糖尿病
1.耐糖能異常は糖尿病の前段階
2.糖尿病による血管障害合併症
3.生活改善による糖尿病防止効果のエビデンス
第4章 脂質異常症
1.脂質代謝異常と動脈硬化性疾患の発症
2.脂質摂取と動脈硬化性疾患
3.インスリン抵抗性と脂質異常症
4.多価不飽和脂肪酸の動脈硬化抑制
5.高コレステレール血症と動脈硬化性疾患
6.高トリグリセリド血症と動脈硬化性疾患
7.血管年齢の検査により、動脈硬化の進行度を診断できる
第5章 高血圧
1.高血圧による血管障害とその予防
2.高血圧とメタボリックシンドローム
3.食塩摂取と高血圧
第6章 大血管障害合併症
1.アテローム(粥状)動脈硬化性疾患
2.心臓疾患
3.脳卒中
第7章 ロコモティブシンドローム
1.ロコモティブシンドロームとは
2.ロコモティブシンドロームの徴候・症状
3.早期発見により進行を抑制する
4.骨折・転倒予防対策
5.転倒骨折のリスクに対する薬剤師の支援
第8章 認知症
1.認知症の現状
2.認知症のスクリーニング
3.軽度認知症障害(MCI)とは
4.生活習慣と認知症
5.認知症対策
6.薬物療法
第9章 喫煙
1.喫煙は生活習慣病の最大の危険因子
2.喫煙防止対策
3.禁煙支援
4.喫煙は血管障害合併症を引き起こす
5.慢性閉塞性肺疾患(COPD)は肺の生活習慣病
第10章 生活習慣病を防ぐ食生活
1.適正な摂取カロリー
2.肥満を防ぐ食事のあり方
3.高血糖を防ぐ食事のあり方
4.糖尿病を防ぐ食事のあり方
5.脂質異常症を防ぐ食事のあり方
6.高血圧を防ぐ食事のあり方
7.骨粗鬆症を防ぐ食事のあり方
第11章 生活習慣病を防ぐ身体活動
1.運動とエネルギー代謝
2.骨格筋は唯一の随意臓器
3.運動とインスリン抵抗性の改善
4.身体活動量の目標
5.運動器障害を防ぐ身体活動
付録

著者略歴

杉原 成美(すぎはら なるみ)
昭和58年 広島大学大学院薬学研究科修士課程修了
平成11年 フロリダ大学薬学部研究員
平成20年 福山大学薬学部教授
現在、福山大学薬学部衛生薬学研究室教授
博士(薬学)

上敷領 淳(かみしきりょう じゅん)
平成20年 九州大学大学院システム生命科学府博士課程修了
平成25年 福山大学薬学部衛生薬学研究室講師
平成27年 福山大学薬学部准教授
現在 福山大学薬学部生化学研究室准教授
博士(システム生命科学)

古野 浩二(ふるの こうじ)
昭和46年 九州大学大学院薬学研究科修士課程修了
昭和46年 中外製薬総合研究所研究員
昭和59年 米国ハーバード大学医学部研究員
平成4年 福山大学薬学部衛生化学研究室教授 薬学博士
平成23年 逝去

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