一般
- おかえり!めいちゃん(新装版)
白血病とたたかった子どもが学校にもどるまで - 大見 サキエ・森口 清美・がんの子どもの復学支援プロジェクトチーム 作,森 邦生 絵
発行日 | 2019年04月20日 |
---|---|
判型 | 200mm×270mm |
頁数 | 36 |
税込価格 | 1,485円 |
ISBN | 978-4-86186-746-0 |
著者コメント
昨今、小児がんの治癒率は8割以上に向上し、多くの子どもが治療を終え、自宅や元の学校に戻ることができるようになりました。
しかし、小児がんは不治の病であるという誤った認識を持つ人は少なくなく、そのことで子ども達が傷つく経験をすることも多くあります。私たちの活動が、小児がんの子どもに関わる周囲の人々の理解と支援に役立つことを心から願っています。
概要
わたしは めい。
小学二年生。
-きょうから 二学期-
あれ?なんだか 体が あつい。
それは二学期初日の朝だった。
突然白血病となった主人公の女の子。
家族と離れ、寂しくて不安な入院生活が始まる。
そして学校生活や勉強への不安も抱きながら、苦しい治療を終え、学校に戻るまでを描いたお話。
シリアスなテーマでありながら、めいちゃんと同じ小学校低学年の子どもでも、自ら手に取って読むことができるよう、すべての漢字にルビを振った絵本仕立て。
また、復学支援やがん教育の教材としての活用も想定し、巻末には、ストーリーの作成意図を解説した「読んで聞かせる人へのメッセージ」を掲載。
病気を告げられた時の子どもの気持ち、家族の気持ち。
入院生活、闘病生活とは、どういうものだろうか。
どんな不安や苦しさがあって、どんなことが支えや慰めになるのだろうか。
入院中や学校に戻ってくる時の主人公の気持ちを理解し、病名にかかわらず、学校生活の中で支援できることを考えるきっかけとなることを願っての刊行。
著者略歴
大見 サキエ(おおみ さきえ)
岐阜聖徳学園大学看護学部小児看護学教授
森口 清美(もりぐち きよみ)
就実大学教育学部教育心理学科准教授(小児看護学)
復学支援プロジェクトチーム
河合 洋子,畑中 めぐみ,高橋 由美子,谷脇 歩実,宮城島 恭子,平賀 健太郎,安田 和夫,堀部 敬三
森 邦夫(もり くにお)
1966年東京生まれ
1989年多摩美術大学日本画科卒
印刷会社を経て2010年からイラストレーターに.主に書籍・雑誌等で活躍中
- 2022.7.30
- 『ロイとゴードンで母性小児看護過程 臨床推論につながるアセスメント力のUP』
- 2022.6.24
- 『聴く力』
- 2022.09.26
- 『MBA流 企業法務』
- 2022.08.30
- 『米国経営の根底思想の研究』
- 2022.08.08
- 『障害者・障害児心理学』
- 2022.08.04
- 『経済、防災、教育からみた多彩なるベトナム』
- 2022.06.24
- 『事業創造とアントレプレナーシップ』
- 2022.04.1
- 『学校における養護活動の展開』
- 2022.04.03
- 『実践 韓国語』
- 2022.03.31
- 『心理学を活用した看護実践』