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ふくろう出版の本

医学・看護介護・福祉

言葉の持つ力

  • 「看護者に期待されるもの」シリーズ①
    言葉の持つ力
  • 山下 文子 監修,橋本 和子・荒井 葉子・木下 八重子・木宮 高代・久木原 博子・田村 美子 編著
発行日2019年05月25日
判型A5判
頁数180
税込価格1,980円
ISBN978-4-86186-750-7
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著者コメント

「看護者に期待されるもの」シリーズ第1弾のテーマとして選んだ「言葉の持つ力」。
私たちが普段何気なく使う「言葉」は、時に人生に大きな影響を及ぼし、生かすことも殺すこともあると実感しています。
人が人を思いやる心と言葉が、これからの看護に信念を持って携わり、生きる同僚へのメッセージになればと願っています。
また、この本が多くの人々にとって、力づけられる存在となることを願ってやみません。

概要

看護系教官、看護師、保健師ら看護専門職によるメッセージ集。シリーズ第1弾。
言葉が人に与える影響は大きい。それ自体は実態のない言葉が、人の心を揺さぶり、行動に駆り立てる。それが言葉の力である。
「わしゃ食わん。食わん言うたら、食わんのじゃ!」老人保健施設で、ひたすらに食事を拒んでいた老女Aさん。しばらく後「あんただけじゃ、わかってくれたのは・・・。ご飯食べようか、行こう」頑なだったAさんの心を解きほぐしたのは、果たしてどんな言葉だったのだろうか。
患者や家族、友人、先輩、愛読書。様々な関わりと体験の中で実感した「言葉の力」。言葉が持ちうる力、言葉から得られる気づきが、きっと見つかるに違いない。

目次

・健やかに生活するための誓いの言葉
・信じることの意味
・自分を振り返る万能なる言葉
・患者を安心させる言葉の力
・我が子を「かわいい」と言えるには-“かわいい”が促進される子育て支援
・重症心身障害児の身体で語る思い
・看護専門職としての「覚悟」
・傷とともにその後を生きつづけること
・あの時の、あの人の、あの一言
ほか

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