社会科学
- 防災、教育、民族からみた多相なるネパール
神戸ユネスコ協会・2017年ネパール国際ボランティア - 安井 裕司・陳 秀茵・森 佳子 編著
発行日 | 2019年10月15日 |
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判型 | B5判 |
頁数 | 94 |
税込価格 | 1,210円 |
ISBN | 978-4-86186-767-5 |
概要
神戸ユネスコ協会青年部が2017年9月にネパールで行ったのは、日本型防災訓練を伝える国際ボランティアであった。
2015年に大地震を経験し、多くの尊い命が失われたネパール。同じく1995年に阪神・淡路大震災の被害を受けた神戸ユネスコ協会であったからこそ、共助共感を得られたといえよう。
本書はそのボランティア前後を含めた記録、そしてそこからの研究報告、研究論文をまとめたものである。
グローバリゼーションはアジア各国に著しい経済成長をもたらし、それはネパールにおいても同様である。その一方で、民族問題や経済格差の問題もあり、今後どのような支援が必要となるのかを考えさせられる。「支援」は「交流」へと変化していくのかもしれない。
目次
運命との対峙:「今ここから、やれること」の可能性と普遍性
ネパール国際ボランティアの意義
第一部 ネパール国際ボランティアの概要
第二部 ネパール訪問記(2017年9月1日~9月9日)
第三部 学生による研究概要
第四部 研究報告
第五部 避難訓練マニュアル(ネパール語)
クロスロードとしての国際ボランティア:カトマンズから2年を顧みて
著者略歴
安井 裕司(やすい ひろし)
英国バーミンガム大学博士課程修了.
PhD(Political Science and International Studies).
法政大学国際日本学研究所客員学術研究員、早稲田大学エクステンションセンター講師等を経て、日本経済大学教授.
2014年4月より神戸ユネスコ協会理事.
陳 秀茵(ちん しゅういん)
神戸大学大学院博士後期課程修了.博士(学術)
日本語及び日本語教育専攻.
日本経済大学非常勤講師を経て、日本経済大学専任講師.
2018年4月から神戸ユネスコ協会青年部担当理事.
森 佳子(もり よしこ)
大阪教育大学教育学部教育学科卒業.
大阪市公立小学校校長、全日本小学校道徳教育学会副会長、近畿小学校道徳教育研究会会長を歴任.
大阪芸術大学、甲南女子大学における教育学関連科目の非常勤講師を経て、現在、日本経済大学非常勤講師.
2013年から神戸ユネスコ協会理事.
- 2025.1.1
- 『おかやましみんのどうわ2025』
- 2025.01.14
- 『薬のお話』
- 2024.2.20
- 『School-Based Curriculum Management』
- 2024.12.10
- 『現代経営の法務と税務』
- 2024.11.30
- 『グローバル都市経営学会ハンドブックⅢ』
- 2024.09.12
- 『メンタルトレーニングの基礎 第2版』
- 2024.09.10
- 『NIE子ども家庭支援論演習』
- 2024.09.05
- 『グローカルな視点から考える欧米の世界と文化』
- 2024.08.10
- 『考える力』
- 2024.08.10
- 『みずほ銀行事件最高裁判決から考える租税法上の諸問題』