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ふくろう出版の本

医学・看護介護・福祉

時代の流れと看護の発展

  • 「看護者に期待されるもの」シリーズ③
    時代の流れと看護の発展
  • 田村 美子 監修・著,二重作 清子・久木原 博子・実藤 基子・山下 文子 編著
発行日2021年04月30日
判型A5判
頁数206
税込価格1,980円
ISBN978-4-86186-814-6
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概要

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の拡大という波乱の幕開けとなった2020年、医療従事者は医療現場の最前線で、命がけで治療と看護を行ったきた。
そしてそれは奇しくも、近代看護の祖、フローレンス・ナイチンゲールの生誕200年の佳節でもあった。看護師として知られるナイチンゲールであるが、病院建築や病院管理、統計学など、看護以外の分野においても優れた功績を残している。そして「看護」が専門的な職業として認められるよう、「看護」とは何かを示し、「看護師」としての資質を示した。そして看護専門職が自分たちの歩んできた道を振り返り、改めて「看護」とは何かを考える契機ともなった。
昭和から平成、令和と時代は移り、進む少子高齢化に伴う社会構造の変化、医療技術の進歩とIT化など、看護を取り巻く環境も大きく変わってきた。戦後を生きてきた看護専門職が、自らの足跡とその支えとなった信条を披露しつつ、歩んできた時代を振り返り、今後の看護の発展に向けての考えに触れる。
看護系教官、看護師ら、多様な世代の看護専門職34人が綴るメッセージ集。シリーズ第3弾。

目次

・在宅ケアと時代の流れー家族介護・介護保険制度を中心としてー
・医療者中心の説明から患者の自己効力感に働きかける時代へ
・看護師によるスピリチュアルケアの開発-回想法からナラティブ・アプローチまで-
・新型コロナウイルス感染症が看護教育にもたらしたもの
・テクノロジーにおける助産ケアの浸透
・オンライン診療への取り組みを通してー異世代交流促進の重要性ー
・病を持ちながら生活する人の体験を明らかにする取り組み
・最先端がん治療「陽子線治療」に携わる医師から見た看護
・災害看護に強い看護基礎教育への期待
・備える。そして看護の本質は変わらない
ほか

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