医学・看護介護・福祉
- 第2版
自分を好きになるためのワークブック
~シートを使って進める自尊心回復グループ認知行動療法~ - 國方 弘子 著
発行日 | 2021年06月20日 |
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判型 | B5判 |
頁数 | 176 |
税込価格 | 1,980円 |
ISBN | 978-4-86186-818-4 |
概要
人には誰しも「自分を高めたい、自分を好きになりたい」という思いがある。ほどよい自尊心を持つことは、人間としての品位を保ち、誘惑や困難に打ち勝ち、自分を高めることにもつながる。
本ワークブックは認知行動療法を基盤とし、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の考え方、さらにレクリエーション活動など看護の要素と笑いや呼吸法も取り入れ、考え方のバランスを回復させ、ありのままの自分を尊敬できたり好きになっていく作業をシートを使って進めるものである。
パート1で自尊心・認知行動療法の考え方、パート2で行動的技法、パート3では、事例を交えて認知的技法を分かりやすく紹介。さらにパート4で示した自尊心回復グループ認知行動療法の基本的構造とプログラムの進め方は、専門職がセッションの組み立てを行う際の参考にもしていただけるであろう。
ワークに使用するシートは、プログラム参加者たちと共に、何度も修正を加え作成したもの。個人でも、2人以上のグループでも取り組むことができる。
目次
パート1 基本を知ろう(自尊心・認知行動療法の考え方)
パート2 行動的技法を使おう
パート3 認知的技法を使おう
パート4 看護師主導による自尊心回復グループ認知行動療法の基本的構造とプログラムの進め方
付録 ワークシート
参加者の声
著者略歴
國方 弘子(くにかた ひろこ)
神戸大学医学部附属看護学校(現神戸大学医学部保健学科)卒業
放送大学教養学部発達と教育専攻卒業 学士(教養)
岡山県立大学大学院保健福祉学研究科看護学専攻(修士課程)修了 修士(看護学)
大阪府立大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻(博士後期課程)修了 博士(社会福祉学)
神戸大学医学部附属病院(看護師)、香川医科大学医学部附属病院(看護師長)で勤務したのち、岡山県立大学保健福祉学部看護学科・岡山県立大学大学院保健福祉学研究科講師、岡山大学医学部保健学科・岡山大学大学院保健学研究科助教授を経て、現在、香川県立保健医療大学保健医療学部看護学科・香川県立保健医療大学大学院保健医療学研究科教授
専門は精神看護学。心の健康問題をもつ人たちが、あたりまえの場所であたりまえの生活ができることを目指し、心の健康問題をもつ人たちや専門職者と協働で広く実践と研究を行っている。
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