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ふくろう出版の本

医学・看護介護・福祉

みる力

  • 看護者に期待されるものシリーズ5
    みる力
  • 田村 美子 監修・著,久木原 博子・実藤 基子・松本 陽子 編著
発行日2023年08月10日
判型A5判
頁数238
税込価格1,980円
ISBN978-4-86186-888-7
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著者コメント

ここ数年の間、世界は大きな変化と挑戦を経験しました。新型コロナウイルスの感染流行により、人々の生活様式や人との関わり方が変わり、いろいろな意味で私たちの価値観が変化したように思います。マスクを常に着用し、相手の表情が見えない状況が続き、人々の感情を読み取ることが難しくなりました。これは大人だけでなく子どもたちの成長発達やコミュニケーション能力に影響を及ぼしていると考えられています。そのようななかでも私たちたちは他人と深く繋がり、共感を育むための新たな方法を見つけ出す必要があります。このような状況になり、「みる力」の重要性を再認識するきっかけとなりました。
看護は観察に始まり観察に終わると言われています。「みる力」は人々にとって大変重要な力であり、さまざまな状況下での人間関係の理解と共感を深めるために活用することができます。

概要

「看護者に期待されるものシリーズ」は、福山平成大学名誉教授・初代看護学部長であった橋本和子先生により2019年のシリーズ第1作『言葉の持つ力』でスタートした。2023年度、第5作となる『みる力』は、特別編『ワード・イン・マイ・マインド-看護に向き合う私の金言・格言・名言』との2作同時刊行という初の試みをとり、これまで以上に多くの投稿者が「看護」という生涯向き合っていくテーマに寄せる信条や思いを公表する場となった。
シリーズ第5作『みる力』へは研究と臨床双方の幅広い年代層の投稿者から寄せられた43編を収録している。

著者略歴

田村 美子:福山平成大学看護学部看護学科
久木原 博子:国際医療福祉大学福岡保健医療学部看護学科
実藤 基子:園田学園女子大学人間看護学部人間看護学科
松本 陽子:福山平成大学看護学部看護学科

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