人文科学
- 正感情と“Finding Positive Meaning”コーピングが健康に及ぼす影響
- 山崎 勝之 著
発行日 | 2009年02月20日 |
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判型 | A5判 |
頁数 | 204 |
税込価格 | 3,594円 |
ISBN | 978-4-86186-370-7 |
概要
これまでの心理学的研究では、人のポジティブ(良い)側面に焦点を当てた研究は主流にならず、ネガティブ(悪い)側面に焦点を当てた研究が目立っていた。アメリカで興ったポジティブ心理学であるが、この領域の研究は文化差が大きく、本書で紹介した一連の研究はオリジナリティの高いものである。日本の多くの心理学研究者にこの研究領域を知ってもらい、海外への研究発信をしていってほしい。
目次
第1章 正感情の役割 -その現象と機序-
第2章 研究I 正感情とコーピングの関係についての横断的研究
第3章 研究II 正感情とコーピングの関係についての予測的研究
第4章 研究III 正感情と健康ならびに生活習慣の関係についての予測的研究
第5章 研究IV 「正の意味を見いだす」コーピング方略が正感情と健康に及ぼす効果についての介入研究
第6章 研究V 正感情が「正の意味を見いだす」コーピング方略と健康に及ぼす効果についての介入研究
第7章 研究VI 「正の意味を見いだす」コーピング方略が正感情と健康に及ぼす効果についての介入研究-感情表出と介入期間の改善による再検討-
第8章 総合考察 正感情、コーピング、そして健康の関係におけるこれまでの研究知見のまとめとその考察 -正感情とコーピングを操作介入因子とした健康増進介入の可能性-
著者略歴
現職
鳴門教育大学大学院学校教育研究科 教授
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科 教授(併任)
予防教育科学教育研究センター所長
放送大学 客員教授
略歴
1982年 関西学院大学大学院博士課程修了
2003~2004年 米国ミシガン州立大学 青少年・家庭研究所 客員研究員
学位・資格
博士(文学)
臨床発達心理士、学校心理士、指導健康心理士
主な著書
うつ病予防教育 -小学生から始めるメンタルヘルス・プログラム- 東山書房(共著)2007年
学校でできる心理学を取り入れた生活習慣病予防プログラム 東山書房(共著)2006年
攻撃性の行動科学 -発達・教育編- ナカニシヤ出版(共編著)2002年
攻撃性の行動科学 -健康編- ナカニシヤ出版(共編著)2002年
心の健康教育 -子どもを守り、学校を建て直す- 星和書店(単編著)2000年
タイプA性格の形成に関する発達心理学的研究 風間書房(単著)1996年
心理的時間 北大路書房(共編著)1996年
タイプAからみた世界(現代のエスプリ)至文堂(単編著)1995年
ハートをむしばむ性格と行動 星和書店(共編著)1995年
発達心理学からの展望 北大路書房(共著)1994年
やる気ではじまる子育て論 北大路書房(共著)1993年 他多数
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