人文科学
概要
千年以上にわたり読み継がれている『伊勢物語』。小規模な作品でありながらこれほどまで人々に親しまれるようになった秘密はどこにあるのか。構造のあり方、章段配置の構造や成立過程などから、物語の性格、作品論的意味など、その魅力を考察。また、『伊勢物語』に大きな影響を受けたとされる『源氏物語』、その作者、紫式部をめぐる作品『紫式部日記』についての論考も収録。
目次
第1章 『伊勢物語』・一代記的性格を考える/第2章 『伊勢物語』・章段配置の対応構造/第3章 『伊勢物語』・二条后物語の二回型構造/第4章 昔男の「なま宮づかへ」の日々─『伊勢物語』構造試論(終章)/第5章 伝承歌と歌語り─『伊勢物語』の成立基盤を求めて/第6章 『伊勢物語』の実名章段論─業平とのかかわりについて/第7章 『源氏物語』の陰翡─隠ろへ事、物のさとしの事など/第8章 『紫式部日記』小考─道長の描写をめぐる覚書
著者略歴
深町健一郎(フカマチケンイチロウ)
昭和31年福岡県生れ。早稲田大学大学院博士後期課程中退。早稲田大学助手、早稲田大学講師、亜細亜大学助教授を経て、中村学園大学准教授。
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