人文科学
著者コメント
未曾有の大地震に見舞われた2011年。
被災された皆様方の心の内は計り知れませんが、少しでも生きる力になればと思い、今までに書きためた中から、とりわけ「生きる力となるもの」の意味合いが強いものを選び一冊の著書としてまとめました。
私は現在、四年制大学の看護学部で学生教育に携わっています。学生は目的を持って入学し、看護学士号を取得して卒業していきます。国家試験に合格すれば、看護師・保健師となって社会に貢献する仕事に就きます。
国民のために、自分に今何ができるのかを考えた時、本書を出版するという行動にいたりました。私たちの心が被災者の皆様方のお心に届くことを願うとともに、これからの日本を生きる人々、とりわけ子ども達の人生の参考書となり、更なる健康と成長、和みや幸福をもたらすことになれば幸いです。
概要
看護師、保健師、看護系教員など、社会に貢献する看護専門職がどのように人生を捉え、キャリアを発達させてきたかを語り、問い続けてきた「看護専門職の人生を育むもの」シリーズ。10年にわたり刊行を続けてきた同シリーズの中から、今だからこそ伝えたい「生きる力となるもの」をテーマに選んだ33の小品文。成熟した20人の看護専門職が、生きる様をそれぞれに綴る。
目次
第1章 健康と生きる意味を考える
第2章 サクセスフル・エイジングを目指す
第3章 笑いと癒しから得るもの
第4章 仕事と誇りが大切
第5章 信念とチャレンジ精神を育む
第6章 家族の絆と和
第7章 環境の変化の中に人生観あり
第8章 時と出会いを大切に
第9章 心を動かされた言葉の力
第10章 看護ってすばらしい
- 2019.1.1
- 『おかやましみんのどうわ2019』
- 2018.12.15
- 『生徒指導・進路指導論』
- 2018.10.22
- 『単学級担任・複式学級担任の学級経営』
- 2018.09.20
- 『ようこそスポーツ心理学教室へ』
- 2018.08.31
- 『幼稚園と保育所のいいところを見つめなおす』
- 2018.06.25
- 『実践力を養う母性看護技術』
- 2018.05.31
- 『ドテラの中』
- 2018.05.30
- 『回想 自主協同学習によるアクティブ・ラーニングの開発』
- 2018.04.25
- 『自分を好きになるためのワークブック』
- 2018.04.20
- 『優れた教師の省察力』