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社会科学

間違いの効用

  • 間違いの効用
    -創造的な社会へ向けて
  • 三苫 民雄 著
発行日2015年04月10日
判型A5判
頁数188
税込価格2,160円
ISBN978-4-86186-644-9
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著者コメント

かのソクラテスは、自身の無知を確かめようとして多くの人と対話を重ねたといわれています。相手の言葉に耳を傾け、教えを請おうとするソクラテスの態度は、自分が賢者だという思い上がりへの戒めであるとともに、自身の間違いとの付き合い方の最古のお手本でもあります。
私たちが自らの間違いを認め、間違いに学ぶことから、新たな発明・発見が生まれることと、それを可能にするような組織経営や制度設計へ向けた見通しが開けることを期待しています。

概要

個人でも集団レベルでも、古今東西、人間の行動につきものなのが「間違い」である。
本書は、そんな人間の「間違い」について、心理学や社会学、社会心理学的知見から分析、論じたものである。
まずは比較的新しい学問分野である心理学や社会学、社会心理学が生まれてくるまでの脈絡理解のために、哲学思想の基本的な話から始まり、その後具体的な間違いの分析と処方箋、あるいは間違いの活かし方といった話題へと展開していく構成。
間違いが起こるのはなぜか。間違いを認めない人々の心理とは。権力の座とサイコパス?組織としてできることはなにか、などなど。
興味深い題材と分かりやすい解説で、社会心理学を学ぶ学生の他、広く一般の方にも、予備知識無しで楽しんでいただけるであろう一冊。

目次

序章 間違いとのつきあいかた
第1章 現代思想の原型-デカルト
第2章 帰納法と科学的発見の論理
第3章 社会学と心理学の対象-構造と力
第4章 思想史の転換点-思想家と科学者
第5章 間違いを認めない人びと
第6章 権力をめぐる現象と組織的対処
第7章 数打ち当てろ
付録 研究報告:ハンガリー研究のことなど
あとがき

著者略歴

三苫 民雄(みとま たみお)
1958年 福岡市生まれ
1982年 明治大学法学部法律学科卒業
1987~1990年 ハンガリー政府給費留学生
1990年 エトヴェシュ・ロラーンド大学博士号取得(社会学)
1991年 明治大学大学院法学研究科博士後期過程満期退学
1991~1993年 日本学術振興会特別研究員
明治大学二部法学部非常勤講師、名古屋法経情報専門学校堀田校教諭、近畿大学通信教育部非常勤講師を経て、
現在、愛知産業大学短期大学通信教育部国際コミュニケーション学科教授

研究分野:法哲学、法思想学、社会学

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