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ふくろう出版の本

人文科学

現代の看護におけるケアリングとしての技術力

  • 第4版
    現代の看護におけるケアリングとしての技術力
    実践のためのモデル
  • ROZZANO C. LOCSIN 著,谷岡 哲也 他 監訳
発行日2019年07月25日
判型A5判
頁数284
税込価格3,630円
ISBN978-4-86186-758-3
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概要

現代の看護活動は、最新鋭の各種医療機器なくしては成り立たないといっても過言ではない。一方で、旧来看護者の満たすべき要件として真っ先に挙げられる「ケアの精神」は、これからも欠かすことのできないものである。
著者らは、テクノロジーとケアリングという、一見結びつきにくい概念を調和統合することで、テクノロジーに支配されない看護実践が可能なのだと主張する。現代医療において欠かせない概念、ユニバーサル・テクノロジカル・ドメイン(UTD)についても詳細に解説。
優れたケアの能力はすべての看護の専門家に必要であり、看護におけるケアリングの表現としての技術力は、それを説明することになるのである。

目次

第1部 技術力・ケアリング・看護の概念化
 第1章 ケアリングの技術力の理論への招待
 第2章 テクノロジーと看護の哲学を通じた技術力の理解
 第3章 トロイの木馬の中にあるもの:テクノロジー,意識性,看護のメタパラダイム
 第4章 看護におけるケアリングと技術力の共生
 第5章 看護におけるケアリングの表現としての技術力
第2部 実践上の課題
 第6章 ケアリングのテクノロジー:看護の応用的実践
 第7章 実践のためのモデル:看護におけるケアリングとしての技術力
 第8章 看護実践のための人を理解する枠組み
第3部 ケア現場へのモデルの実践的応用
 第9章 テクノ・サピエンスとポスト・ヒューマン:看護,ケアリング,テクノロジーとは
 第10章 ケアリングの事例:ストーリーを知ることの回想的要約
 第11章 遺伝学のテクノロジーと看護学
第4部 看護におけるケアリングとしての技術力の理論の発展
 第12章 看護におけるケアリングとしての技術力の理論の発展:社会の発展とともに変化する技術領域(UTD)
第5部 付録
 付録A ケアリングとしての技術力:実践モデルによって支持される看護の存在論と認識論の問題(2005年)
 付録B テクノロジーを使う技術力がある看護師はケアリングもできる(2015年)

著者略歴

監訳者
谷岡 哲也(たにおか てつや)
 徳島大学大学院医歯薬学研究部 教授
上野 修一(うえの しゅういち)
 愛媛大学大学院医学系研究科 教授
安原 由子(やすはら ゆうこ)
 徳島大学大学院医歯薬学研究部 准教授
大坂 京子(おおさか きょうこ)
 徳島大学大学院医歯薬学研究部 講師
真野 元四郎(まの もとしろう)
 福井県立大学看護福祉学部 名誉教授
高橋 みどり(たかはし みどり)
 英会話教室ハミングバード 代表

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