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イギリス文学点描

  • イギリス文学点描
    第Ⅰ部 ロレンスとエリオット・第Ⅱ部 ラムと前期ロマン派訳詩選
  • 高瀬 彰典 著
発行日2021年08月08日
判型A5判
頁数358
税込価格3,740円
ISBN978-4-86186-829-0
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概要

20世紀イギリス文学の双璧であるロレンスとエリオットは、あらゆる面で相違対立していながら、どちらも真正なる文芸の領域への多彩なアプローチを提示してくれる。
また、文学的香気を深く漂わせるラムの随筆は、詩的で繊細な感性に満ちあふれている。
本書では、第Ⅰ部で20世紀イギリス文学を代表する2人を取り上げ、続く第Ⅱ部では、19世紀イギリス随筆文学の第一人者であるラムに注目。さらに前期ロマン派の詩人たち、ブレイク、ワーズワス、コールリッジの名作の訳詩集を付加することによって、単なる作家論や作品目録の羅列にとどまらない、イギリス文学の一局面を表現することに挑んだ。

目次

第Ⅰ部 ロレンスとエリオット
 第一章 ロレンスの文学思想
 第二章 ロレンスと『虹』
 第三章 『プロシア士官』論考
 第四章 エリオットの業績
 第五章 エリオットの文学理念
 第六章 エリオットと『四つの四重奏』
 第七章 エリオットとロマン派
第Ⅱ部 ラムと前期ロマン派詩人達
 第一章 ラム論
 第二章 ラムの批評精神
 第三章 ラムのロマン主義芸術(英文)
 第四章 前期ロマン派詩人達(名詩選)
     (1) ブレイク
     (2) ワーズワス
     (3) コールリッジ

著者略歴

学歴:東洋大学、甲南大学大学院
職歴:日通商事、熊本商科大学教授、京都外国語大学教授、富山大学教授、島根大学教授

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