人文科学
概要
高齢化、ストレス、ネットワーク依存による社会からの隔絶…現代社会では誰もが何らかの課題を抱えながら生きている。誰にとっても障害は決して他人事でなく、身近にあるものといえるのではないだろうか。
本書は永らく臨床で障害児教育と向き合い療育や特別支援教育の実践に関わってきた著者が、その経験に根差した実践的なアセスメント法や支援の方法、配慮を要す事項などを障害の種別ごとに説いたものである。
初めて心理を学ぶ大学生にとどまらず、教育・福祉分野に従事する方々や障害を持つ当事者、保護者にも役立つ、対象者を理解し支援するためのアイデア・教材が詰まった具体的な内容となっている。
目次
第Ⅰ章 障害とは何か
第Ⅱ章 身体障害の理解と心理的支援
第Ⅲ章 精神障害の理解と心理的支援
第Ⅳ章 発達障害の理解と心理的支援
第Ⅴ章 染色体異常・遺伝病の理解と心理的支援
第Ⅵ章 知的障害の理解と心理的支援
第Ⅶ章 重度・重複障害の理解と支援、心理的支援
第Ⅷ章 自閉スペクトラム症(ASD)の理解と心理的支援
第Ⅸ章 注意欠如・多動性障害(ADHD)の理解と心理的支援
第Ⅹ章 学習障害(LD)の理解と心理的支援
第Ⅺ章 障害者・障害児支援〈療育〉
第Ⅻ章 障害者・障害児支援〈特別支援教育〉
引用文献
著者略歴
東亜大学大学院 臨床心理学専攻 博士課程修了(臨床心理学博士)、公認心理師・臨床心理士・臨床発達心理士。
小学校教員を8年経験の後、北九州子ども総合センター(児童相談所)児童心理司を経て、現在は北九州市スクールカウンセラー、区役所わいわい子育て相談員、ABC研究所(北九州市)療育スタッフ、東亜大学人間科学部非常勤講師として多忙の日日を送る。
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